原油先物は0.5％高、中東紛争懸念と米南部ハリケーン襲来で

　１０月９日、原油先物価格は上昇。中東を巡る紛争懸念と、米南部フロリダ州へのハリケーン襲来を受けた。写真はボスポラス海峡を通過する石油タンカー。トルコのイスタンブールで４月撮影（２０２４　ロイター／Yoruk Isik）

[シンガポール １０日 ロイター] - アジア時間１０日序盤の原油先物価格は上昇。中東を巡る紛争懸念と、米南部フロリダ州へのハリケーン襲来を受けた。

００３４ＧＭＴ（日本時間午前９時３４分）時点で、北海ブレント先物は０．３７ドル（０．５％）高の１バレル＝７６．９５ドル。米ＷＴＩ先物は０．３５ドル（０．５％）高の７３．５９ドル。

イスラエルのガラント国防相は、同国にミサイル攻撃を行ったイランへの対応は「致命的でかつ正確、意表を突くものになる」と述べた。イスラエルのメディアが９日、同相が発言する動画を伝えた。

ハリケーン「ミルトン」に伴う暴風雨はすでにフロリダ州のガソリン需要を押し上げ、給油所の約４分の１が「売り切れ」に陥っている。