1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

国際開発金融機関、総額4800億ドルの追加融資が可能=フィッチ

ロイター / 2024年10月10日 13時49分

[9日 ロイター] - 格付け会社フィッチは9日、超国家機関の格付け基準見直しを受け、多国間開発銀行12行について、格下げに直面する前に合計でさらに約5000億ドルの融資が可能との見方を示した。

リポートで、国際開発金融機関(MDB)は他の条件が同じであれば、資金不足で格下げとなる前に「合計で4800億ドル近くの追加融資が可能」とした。

ただ、MDBは引き続き格付け基準の範囲に十分収まる水準で運営される見込みだとし、融資余力がフルに活用されるとは予想していないことを示した。

フィッチによると、世界銀行グループの融資部門である国際復興開発銀行は現在の銀行業務の47%に相当する1170億ドルの追加融資が可能。アジア開発銀行(ADB)と欧州投資銀行(EIB)にはそれぞれ1000億ドルと900億ドルの追加融資余地があるという。

フィッチは「MDBは株主から開発効果を高めるよう求められており、自己資本比率の枠組みを見直している」と指摘。その上で、MDBは高格付けに見合った自己資本比率を維持しつつ、資本管理に一定の調整を加えて対応するとの見方を示した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください