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ロシア軍、ウクライナ東部要衝トレツク猛攻 激しい市街戦

ロイター / 2024年10月10日 18時51分

10月10日、ウクライナ南東部のザポロジエでロシア軍による空爆で4人が負傷し、建物29棟が損壊した。写真はロシア軍の攻撃を受けたザポロジエ州オリヒウで9日撮影(2024年 ロイター)

[10日 ロイター] - ウクライナ軍は9日遅く、ウクライナ東部の前線、ドネツク州トレツクでロシア軍による攻撃に防戦していると発表した。ロシアはウクライナ東部で攻撃を続けている。

ロシア軍はウクライナの工業地帯の村を相次いで占領。重要な防衛線を破壊し、ウクライナ軍にとって重要な輸送路を脅かしている。

トレツクは10年前から東部戦線の要衝となっている。ウクライナ軍の報道官はロイターに、トレツクでは市街戦が繰り広げられており、ロシア軍は建物や建造物を「完全に消し去っている」と説明。「これは焦土戦術だ」などと語った。

軍事アナリストは、ロシア軍が高台のトレツクを制圧すれば、ウクライナ軍の後方作戦拠点と戦闘地域を結ぶ重要な供給ルートが妨害される可能性があると指摘する。

ロシア軍は、このルートのもう一方の端に位置する戦略都市ポクロフスクにも迫っているという。

ウクライナ南東部のザポロジエで10日未明、ロシア軍による空爆で4人が負傷し、建物29棟が損壊した。ザポロジエ州知事が明らかにした。

ウクライナ警察は初期の情報として、ロシア軍は3回の空爆で滑空爆弾を使用したと説明した。

東部ドニエプロペトロフスク州知事は、ロシアの無人機(ドローン)による攻撃でクリブイリフで1人が負傷し、5階建ての住宅が損壊し火災が発生したと明らかにした

救急隊が建物の損壊部分から6人を救出し、火災は鎮火したと述べた。

南部ミコライウ州知事は、9日夜の巡航ミサイル攻撃でインフラ施設の倉庫が損壊し火災が発生したが、消火されたと述べた。

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