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南部で救助隊5人死亡、イスラエルが攻撃とレバノン 外交努力も

ロイター / 2024年10月10日 19時35分

10月10日、 レバノンのミカティ首相は中東情勢を討議する国連安全保障理事会の会合を前に、外交対話が活発化していると明らかにした。写真はイスラエルの攻撃で破壊されたレバノン南部ワルダニエの建物。9日撮影(2024年 ロイター)

[エルサレム/ベイルート 10日 ロイター] - レバノン保健省は10日、イスラエルの攻撃によりレバノン南部で救急隊員5人が死亡したと発表した。イスラエルは親イラン武装組織ヒズボラに対する激しい攻撃を続けており、レバノン南部の市民らに避難先から自宅に戻らないよう通告した。

レバノンのミカティ首相は、中東情勢を討議する国連安全保障理事会の会合を前に、外交対話が活発化していると明らかにした。

一定期間の停戦を実現して政治的解決策を模索するために、米国とフランスが接触しているとXに投稿した。

米仏はコメントしていない。米仏は先月、イスラエルとヒズボラの21日間の停戦案を提示したが、イスラエルは拒否した。

レバノン保健省によると、イスラエル軍は前日夜から未明にかけて、国境から約10キロ離れたデルドガイヤ村の民間防衛センターを攻撃。救急隊員ら5人が死亡したとしている。

この件についてイスラエル軍からのコメントはない。

イスラエル軍はXへの投稿で、レバノン南部の住民に対して「安全のため、追って通知があるまで、避難先から家に戻ることを禁止する」と伝えた。

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