原油先物4％高、中東懸念や米ハリケーン関連需要を反映

　原油先物は１０月１０日の米国時間の取引で約４％上昇した。６月１４日、仏トリゲールの油井で撮影（２０２４年　ロイター/Benoit Tessier）

Scott DiSavino

[ニューヨーク １０日 ロイター] - 原油先物は１０日の米国時間の取引で約４％上昇した。大型ハリケーン「ミルトン」が米フロリダ州に上陸する前に燃料使用が急増したことに加え、中東の供給リスクのほか、米国と中国でエネルギー需要拡大の兆しが出ていることなどで押し上げられた。

清算値は北海ブレント先物が２．８２ドル（３．７％）高の１バレル＝７９．４０ドル、米ＷＴＩ先物が２．６１ドル（３．６％）高の７５．８５ドル。