ロ大統領、米エクソンの「サハリン1」権益売却期限を1年延長
ロイター / 2024年12月10日 10時3分
[モスクワ 9日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は9日、米石油大手エクソンモービルによるロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」の権益売却期間を1年延長して2026年1月1日とする大統領令に署名した。
エクソンはサハリン1の権益の30%を保有していたが、ロシアがウクライナに侵攻した2022年、事業撤退のため46億ドルの減損処理を行った。
22年10月の大統領令で権益の売却期限は2025年1月1日とされており、今回延長された理由は不明。
プーチン氏は先月、トランプ次期米大統領と対話する準備があると述べたほか、一部米企業がロシア事業復活を模索しているとの見方を示していた。
エクソンはロイターのコメント要請に答えていない。
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