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トランプ氏に10日量刑言い渡し、最高裁も延期認めず 不倫口止め事件

ロイター / 2025年1月10日 11時5分

米連邦最高裁は1月9日、不倫口止め料の不正処理事件で有罪評決を受けているトランプ次期大統領に対する量刑言い渡しについて、延期の申し立てを退けた。2024年9月、ニューヨークのトランプタワーで撮影(2025年 ロイター/David Dee Delgado)

Andrew Chung John Kruzel

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米連邦最高裁は9日、不倫口止め料の不正処理事件で有罪評決を受けているトランプ次期大統領に対する量刑言い渡しについて、延期の申し立てを退けた。

言い渡しはニューヨーク州地裁で10日午前に予定されている。

リベラル派判事3人のほか、ロバーツ長官ら保守派判事2人も却下を支持し、5対4で量刑言い渡しを承認した。

最高裁は決定の理由について、州地裁での審理は通常の控訴審手続きで対処できるほか、トランプ氏の大統領就任を踏まえて地裁が無条件放免の判決を下す見通しから、同氏の責任に課される負担は比較的軽微だと説明した。

最高裁の決定を受け、トランプ氏は自身の交流サイトに、地裁の量刑言い渡し後に控訴する考えを示した。

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