印TCSの10─12月業績は予想に届かず 次期米政権に期待も
ロイター / 2025年1月10日 10時37分
インドITサービス大手、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)が9日発表した第3・四半期(10─12月)決算は、売上高と利益がいずれもアナリスト予想に届かなかった。写真は、同社のロゴの前を通り過ぎる人。2024年1月、ムンバイで撮影(2025年 ロイター/Francis Mascarenhas)
Sai Ishwarbharath B Haripriya Suresh
[ベンガルール/ムンバイ 9日 ロイター] - インドITサービス大手、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)が9日発表した第3・四半期(10─12月)決算は、売上高と利益がいずれもアナリスト予想に届かなかった。
連結売上高は前年同期比5.6%増の6397億3000万ルピー、純利益は12%増の1238億ルピー。LSEGがまとめたアナリスト予想平均はそれぞれ6445億2000万ルピーと1239億9000万ルピーだった。
総受注額は102億ドルで、前期の86億ドルと前年同期の81億ドルを上回った。
インドのITサービス業界は過去数年間、米国や欧州の顧客によるIT関連支出削減が響き、成長減速に見舞われている。
TCSは北米で5期連続の減収になった。
ただK・クリティバサン最高経営責任者(CEO)は、トランプ次期米政権が顧客の将来に対する自信を回復させ、北米における支出回復をもたらしてくれると期待。「新しい(米)政権が発足すれば、政策的な不透明感は払しょくされるだろう」と語った。
またクリティバサン氏は、総受注の増加などにも言及した上で、向こう数年は顧客が裁量的な支出を増やすことをより強く確信していると強調した。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1カーター氏国葬、存命の大統領経験者は全員参列…バイデン氏が弔辞「生き方に人格の強さ」
読売新聞 / 2025年1月10日 10時27分
-
2トランプ氏、一律10~20%の関税発動へ「緊急事態」の宣言検討…日本の自動車にも打撃の可能性
読売新聞 / 2025年1月10日 13時15分
-
3ガザ状況は「恥ずべき」、ローマ教皇がイスラエル批判強める
ロイター / 2025年1月10日 10時22分
-
4米最高裁、量刑差し止め認めず=トランプ氏に10日宣告へ―口止め料事件
時事通信 / 2025年1月10日 11時44分
-
5ロス山火事で五輪メダル10個焼失 競泳のゲーリー・ホールさん「逃げるのに必死だった」
産経ニュース / 2025年1月10日 12時59分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください