ガザ停戦、第2段階協議へイスラエル代表団がカタール到着
ロイター / 2025年2月10日 10時19分
Nidal al-Mughrabi Alexander Cornwell
[カイロ/エルサレム 9日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザでの停戦を巡るさらなる協議に向け、イスラエル代表団が9日、仲介国カタールに到着した。イスラエルのネタニヤフ首相報道官が明らかにした。
イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦の次の段階に関する間接協議が今週開始される。
ただ、イスラエル首相府の関係者によると、代表団は現時点では技術的な問題のみを議論する予定で、戦後のガザの管理など解決すべき大きな問題については議論しないという。
トランプ米大統領は先週、パレスチナ人をガザから退去させ、米国が同地区を所有し再建する案に言及した。
この案を巡っては「民族浄化」に相当するなどと批判の声が上がっているが、イスラエル当局者らは歓迎している。
首相府関係者によると、安全保障内閣が11日、トランプ氏の提案と停戦の第2段階について協議するという。
1月19日に始まった停戦の第1段階は6週間続く予定で、イスラエルが拘束するパレスチナ人約2000人、ハマスがイスラエル人の人質33人をそれぞれ解放することになっている。
イスラエル軍は9日、ハマスとの合意に基づき、ガザの南北を隔てる「ネツァリム回廊」からの撤収を完了した。
これに伴い、ハマス傘下の治安部隊が人の流れを管理するため、回廊周辺に展開した。
一方、ガザの医療関係者によると、南部ハンユニス近郊と北部ガザ市で9日、イスラエルによる銃撃があり、高齢の女性1人を含む計4人のパレスチナ人が死亡した。
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