米ユニバーサル・スタジオ、施設閉鎖を少なくとも5月31日まで延長

　４月１０日、米ユニバーサル・スタジオは９日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、フロリダ州とカリフォルニア州のテーマパークの閉鎖期間を少なくとも５月３１日まで延長すると発表した。写真はカルフォルニアで１月撮影（２０２０年　ロイター／DANNY MOLOSHOK）

［ロサンゼルス　９日　ロイター］ - 米ユニバーサル・スタジオは９日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、フロリダ州とカリフォルニア州のテーマパークの閉鎖期間を少なくとも５月３１日まで延長すると発表した。

同社は声明で、「ユニバーサル・オーランド・リゾートとユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの閉鎖期間を、少なくとも５月３１日まで延長する。ともに、テーマパークと、ユニバーサル・シティウォークを含む」と説明した。

また、ユニバーサル・オーランド・リゾートのホテルも一時的に営業を停止していると付け加えた。

ユニバーサルは、新型コロナウイルスの米国での感染拡大が本格化した３月半ばに米国の施設を閉鎖。当初は３月２８日の再開を予想していた。

同社の声明は、「いまは来園者と従業員の健康と安全を最優先しなければならない。引き続き保健および政府当局の指導に従っていく」とした。

一方、ウォルト・ディズニー は、全施設を無期限で閉鎖している。同社はフロリダ州でウォルト・ディズニー・ワールド、カリフォルニア州でディズニーランドを展開、ほかに中国、日本、香港、フランスにテーマパークを展開している。