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米テスラ、中国製「モデル3」2タイプ追加 全種類展開へ

ロイター / 2020年4月10日 16時39分

 4月10日、米電気自動車メーカーのテスラ<TSLA.O>は10日、上海工場製の「モデル3」で新たに2車種の販売を中国で開始したと明らかにした。写真はカリフォルニア州コスタメサで3月撮影(2020年 ロイター/MIKE BLAKE)

[北京 10日 ロイター] - 米電気自動車メーカーのテスラ は10日、上海工場製の「モデル3」で新たに2車種の販売を中国で開始したと明らかにした。これで輸入関税がかからない国内生産の「モデル3」の全タイプがそろった。

今回投入したのは、モデル3の「ロングレンジ」と「パフォーマンス」。「ロングレンジ」は6月からの納入を目指す。航続距離600キロ超の後輪駆動タイプの価格は、補助金を差し引いて33万9050元。全輪駆動の輸入車は43万9900元。

「パフォーマンス」は来年第1・四半期から納入の予定で価格は41万9800元。補助金を差し引いた価格は明らかにしていない。輸入車は50万9900元。

テスラは当初、上海工場では手ごろな価格帯に限定して生産する計画だった。

中国の自動車業界団体のデータによると、3月のテスラの販売台数は1万0160台で、中国での販売として過去最高を記録した。

テスラは、中国事業のグローバルバイスプレジデント職の給与を30%、中国法人のディレクター級の管理職の給与を20%それぞれ引き下げ、米国部門の同一職と一致させると明らかにした。その他の中国法人社員の給与は変更ないとしている。

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