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新型コロナ、米経済への影響継続阻止へ対応中=FRB当局者

ロイター / 2020年4月11日 8時35分

 4月10日、米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)直前までは米経済は堅調だったとし、現在停止中の経済活動が再開した後に迅速な回復ができるよう、米連邦準備理事会(FRB)当局者は取り組んでいると述べた。写真はFRBの建物。ワシントンで昨年3月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

[10日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は10日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)直前までは米経済は堅調だったとし、現在停止中の経済活動が再開した後に迅速な回復ができるよう、米連邦準備理事会(FRB)当局者は取り組んでいると述べた。

クリーブランドのシティー・クラブ主催のオンラインフォーラムで、経済活動停止により指標は短期的に「極めて悪い」水準になると指摘。

その上で「FRBも含めて公共政策に必要なのは、現在の活動停止が経済への継続的なダメージを引き起こさないようにすることだ」とし、「活動停止の影響を受けている労働者や企業に対し、支援や救済を行う」と述べた。

クオールズFRB副議長は、米経済が冬眠状態にあるとし「体温は下がっているが、恒久的なダメージなく回復できる」と説明。「財務省と連携してわれわれが取った措置や議会が採択した措置は、冬眠期間の影響を最小化することで、そうなると信じている」と述べた。

メスター氏は、米国民が仕事に復帰できるまで、FRBは市場が円滑に機能し、必要とする家計や企業に資金を融通することを確実にするとも語った。

クオールズ氏も、FRBが先に発表した中小企業向け支援策が機能を始めるまでに2─3週間かかるとの見通しを示した。

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