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米コロナ追加対策協議は膠着続く、与野党双方がけん制

ロイター / 2020年8月11日 6時19分

ムニューシン米財務長官は10日、野党民主党の主張が合理的であれば、トランプ政権と議会は今週中にも追加の新型コロナウイルス経済対策で合意できるという考えを示した。7月撮影(2020年 ロイター/ERIN SCOTT)

[ワシントン 10日 ロイター] - ムニューシン米財務長官は10日、野党民主党の主張が合理的であれば、トランプ政権と議会は今週中にも追加の新型コロナウイルス経済対策で合意できるという考えを示した。

ムニューシン氏はCNBCとのインタビューで「コロナ追加対策を巡って、民主党が合理的になれれば妥協の余地はある。まだやるべきはたくさんあり、これまでに一致した事柄もある」と語った。

協議再開の時期については明言を避けたものの、「公正な取引(ディール)が得られるなら、今週行う」とした。

共和党上院トップのマコネル院内総務は、民主党が州や地方自治体向けの1兆ドルにこだわっているため協議が行き詰まっていると非難。この日再開した議会で「民主党は自分たちの思い通りにいかないなら、不安定な家計の痛みが増しても良いと思っている」と述べた。

民主党のペロシ下院議長とシューマー上院院内総務は協議再開に前向きと述べたが、民主党側近は7日以降、政権と議会の協議は行われていないとした。

シューマー氏はMSNBCで「われわれは大胆な行動を必要としている。効果のない不十分なものに甘んじるつもりはない」と述べた。

また、議会で「民主党は引き続き協議に戻る用意はある。共和党も話し合いに戻り、歩み寄るべきだ」と強調した。

トランプ大統領は9日に民主党側から電話をもらったと述べたが、シューマー氏は否定した。

ホワイトハウスのマクナニー報道官は記者会見で、「ホワイトハウスはまだやる気がある。トランプ大統領は国民への直接的な現金給付や学校への資金援助を望んでいる。実現したい項目は複数ある」とした。

*内容を追加しました。

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