FRB、6・7月会合で50bp利上げは「理にかなう」=NY連銀総裁
ロイター / 2022年5月10日 23時46分
米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、連邦準備理事会(FRB)が6、7月に開く2回の会合でそれぞれ50ベーシスポイント(bp)の利上げを実施する公算が大きいというシグナルは「理にかなっている」という認識を示した。2019年11月、ニューヨークで撮影(2022 年 ロイター/Carlo Allegri)
[エルトフィレ・アム・ライン(ドイツ) 10日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は10日、連邦準備理事会(FRB)が6、7月に開く2回の会合でそれぞれ50ベーシスポイント(bp)の利上げを実施する公算が大きいというシグナルは「理にかなっている」という認識を示した。
ウィリアムズ総裁は「われわれは極めて迅速なペースで緩和解除に動いており、今後数回の会合で50bp利上げする一定の余地につながっている」と述べた。
独連銀などが開催したイベント向けの講演では、「ウクライナでの戦争と継続中のパンデミック(世界的大流行)が状況を複雑にし、かなりの不確実性をもたらしている」とし、「入手されるデータを見極め、状況に応じわれわれの政策行動を調整することが必要」と語った。
堅調な経済を損なうことなく、インフレを2%に低下させるFRBの目標は困難としつつも、「乗り越えられないことはない」と強調した。
FRBが物価の目安としているコア個人消費支出(PCE)価格指数については、現在の5.2%から年末時点に約4%、2023年には2.5%近辺まで低下するという見通しを示した。
さらに、FRBの政策は、米経済において最も不均衡となっている耐久財と住宅部門での需要を抑制し、過熱気味の雇用市場を落ち着かせることが可能とし、FRBの責務達成について楽観的な見方を示した。
また、サプライチェーンの問題を引き起こしている要因が解消し始めると想定しており、FRBのリバランスが、積極的な利上げよりも供給の拡大によって達成されると予想した。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1「コンビニは高い」払拭目指すセブン-イレブン 松竹梅の“梅”重点強化
食品新聞 / 2024年9月20日 9時57分
-
2漁業関係者、「ぬか喜びにならなければ」=歓迎も中国側の手のひら返し警戒
時事通信 / 2024年9月20日 20時55分
-
3ほっかほっか亭「コラボ依頼して賛否」への違和感 日清食品「10分どん兵衛」の成功例に倣えるか
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 15時20分
-
4ミニストップ、外国籍の利用客に“不適切な張り紙” 「問題を重く受け止め」謝罪
ORICON NEWS / 2024年9月20日 15時53分
-
5為替相場 21日(日本時間 5時56分)
共同通信 / 2024年9月21日 6時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください