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バイデン氏、インタビューで発言矛盾 ガザの「レッドライン」

ロイター / 2024年3月10日 16時50分

バイデン米大統領は9日、MSNBCのインタビューで、イスラエルによるガザ南部ラファへの侵攻はレッドライン(越えてはならない一線)になると述べた直後に撤回し、発言が矛盾する一幕があった。写真はジョージア州アトランタで遊説するバイデン氏。3月9日撮影(2024年 ロイター/Evelyn Hockstein)

[ワシントン 9日 ロイター] - バイデン米大統領は9日、MSNBCのインタビューで、イスラエルによるガザ南部ラファへの侵攻はレッドライン(越えてはならない一線)になると述べた直後に撤回し、発言が矛盾する一幕があった。

バイデン政権はイスラエルのネタニヤフ首相に、民間人の大規模な避難計画なしにラファへ地上侵攻しないよう強く促している。ラファにはガザの人口230万人のうち半数以上が避難している。

ラファへの侵攻はレッドラインかと問われると、大統領は「レッドラインだがイスラエルから立ち去るつもりはない。イスラエルの防衛は依然重要だ。イスラエルの防空システムに影響が及ぶような武器供与停止のレッドラインはない」と述べた。

一方でバイデン氏は、罪のない人々の命が奪われることにネタニヤフ氏はもっと注意を払うべきだと主張した。

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