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日経平均は3日ぶり反落、米CPI控え持ち高調整の売り優勢

ロイター / 2024年4月10日 15時27分

 4月10日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比191円32銭安の3万9581円81銭と、3日ぶりに反落して取引を終えた。写真は2022年12月、都内で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

Hiroko Hamada

[東京 10日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比191円32銭安の3万9581円81銭と、3日ぶりに反落して取引を終えた。今晩の米消費者物価指数(CPI)公表を前に持ち高を調整する動きがみられ、売りが広がった。

日経平均は前営業日比190円安でスタートした後、下げ幅を拡大した。指数寄与度の大きい銘柄の一角が軟調だったほか、主力株も値下がりした。米CPIについては「仮に上振れた場合、米金利高・米株安となる可能性があり、警戒感から売りが出ている」(国内証券・ストラテジスト)との指摘が聞かれた。

売り一巡後はもみ合う展開が続いたが、大引けにかけて再び下げ幅を広げ、後場終盤に一時262円安の3万9510円48銭まで値下がりした。

足元の日経平均は3万9000円台で一進一退の値動きとなっており、「3万9000円台半ばくらいが居心地のいい水準」(SMBC信託銀行の投資調査部長・山口真弘氏)との声が出ている。次に方向感が出るタイミングとしては、米大手企業の決算発表がスタートする4月下旬以降との見方があり、「決算発表が堅調であれば(日経平均は)再び4万1000円台を試す動きとなるだろう」(山口氏)という。

TOPIXは0.43%安の2742.79ポイントで取引を終了。プライム市場指数は前営業日比0.43%安の1411.76ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は3兆8033億9700万円だった。東証33業種では、電気・ガス、非鉄金属、海運など11業種が値上がり。保険、医薬品、その他金融など21業種は値下がりし、石油・石炭製品は変わらずだった。

個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグループが値下がり。東京エレクトロン、信越化学工業は小幅高だった一方、アドバンテストは軟調。セブン&アイ・ホールディングスは1%超安だった。東京電力ホールディングス、北海道電力は堅調だった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.12%高の702.37ポイントと、3日続伸した。

プライム市場の騰落数は、値上がり841銘柄(50%)に対し、値下がりが754銘柄(45%)、変わらずが57銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 39581.81 -191.32 39582.33 39,510.48─

39,708.70

TOPIX 2742.79 -11.90 2741.80 2,739.79─2

,752.22

プライム市場指数 1411.76 -6.14 1412.48 1,410.24─1

,416.47

スタンダード市場指数 1269.50 +3.24 1266.24 1,266.24─1

,271.72

グロース市場指数 889.68 +2.27 890.26 888.84─896

.82

グロース250指数 702.37 +0.82 703.98 701.60─709

.26

東証出来高(万株) 146306 東証売買代金(億円 38033.97

)

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