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米黒人暴行死、訴追された元警官の1人が保釈金払い釈放

ロイター / 2020年6月11日 18時11分

ミネアポリスで発生した黒人暴行死に関わった容疑で逮捕された元警官。左上から時計回りに、デレク・ショビン、トゥー・タオ、トーマス・レーン、J・アレクサンダー・ケーンの各容疑者。ミネアポリスのヘネピン郡の刑務所で撮影(2020年 ヘネピン郡保安官事務所)

[10日 ロイター] - 米中西部ミネソタ州ミネアポリス近郊で5月下旬に起きた白人警官の暴行による黒人男性死亡事件で、訴追された4人の元警官の1人が10日、保釈金を支払い釈放された。

黒人のジョージ・フロイドさんが逮捕時の暴行で死亡したことを受けた抗議活動は米国内にとどまらず、世界に広がっている。

執行当局の記録によると、釈放されたのは、暴行現場にいて、第2級殺人ほう助・教唆に問われた3人の警官(当時)のうちの1人であるトマス・レーン容疑者。保釈金は75万ドル。

レーン容疑者の担当弁護士のコメントは10日夜の段階で得られていない。担当弁護士はメディアに、事件の日はレーン容疑者がパトロールの任務に就いて4日目で、フロイドさんの首を膝で圧迫死させたデレク・ショビン容疑者は指導役だったと説明していた。

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