ECB、物価見通しへの影響に関連し為替を注視へ=仏中銀総裁
ロイター / 2020年9月11日 17時49分
[パリ 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のビルロワドガロー理事(仏中銀総裁)は11日、正当化されればECBは追加措置を講じることが可能と述べ、為替相場は金融政策に関係する問題との認識を示した。
ラガルド総裁は前日、理事会後の会見で、コロナス禍からの景気回復についてやや前向きな認識を示し、ユーロ高については影響を注意深く見守ると述べるにとどめた。追加緩和に向けた何らかのシグナルを期待していた市場は肩透かしを食らった。
ビルロワドガロー氏はベルリンでの講演で、インフレ圧力は依然抑制されており、ECBは緩和的政策を必要な間維持し、必要ならさらに踏み込むことになると述べた。
「有するすべての選択肢をオープンにしており、適切なら追加措置を取る用意がある」と語った。
さらに「われわれは為替相場を目標としていない。しかし明らかにインフレや金融政策にかかわる問題ではある。中期的なインフレ見通しに及ぼす影響という観点で為替の動向を注意深く見守っていく」と述べた。
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