トランプ陣営、ミシガン州の選挙結果認定阻止へ提訴の方針
ロイター / 2020年11月11日 12時38分
トランプ米大統領の選対陣営は10日、先の大統領選を巡り、ミシガン州で投票が合法的に行われたと確認されるまで、同州の選挙結果を認定しないよう求める訴訟を起こす方針を明らかにした。写真はトランプ氏支持者の抗議集会。8日米ミシガン州ランシングで撮影(2020年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ワシントン 10日 ロイター] - トランプ米大統領の選対陣営は10日、先の大統領選を巡り、ミシガン州で投票が合法的に行われたと確認されるまで、同州の選挙結果を認定しないよう求める訴訟を起こす方針を明らかにした。
トランプ陣営の弁護士、マット・モーガン氏は電話会見で「不正に、または違法に投じられた票が集計に含まれないようにしたい」と述べた。
共和党の選挙監視員が民主党の監視員と比べて不公平な扱いを受けたとも主張した。
ミシガン州やジョージア州の裁判所は、トランプ陣営がこれまでに起こした訴えを既に退けており、専門家は同陣営の訴訟によって選挙の結果が変わる可能性はほとんどないと指摘している。
トランプ氏と大統領選を争った民主党バイデン氏は、ミシガン、ペンシルベニア両激戦州での勝利が決め手となり、当選が確定した。
ペンシルベニアに関しては、遅く到着した郵便投票の一部に日付をごまかした消印が押されていた可能性を郵政公社(USPS)の職員が宣誓供述書で指摘したのを受け、トランプ氏に近い共和党のグラム上院議員が7日、上院司法委員会が調査すると表明していた。
ペンシルベニア州議会の共和党議員らも選挙結果の検証を求めていたが、連邦議会下院監視・政府改革委員会の民主党議員らは10日、USPSの内部監視機関の話として、職員リチャード・ホプキンズ氏が不正の主張を撤回したと明らかにした。
トランプ陣営はホプキンズ氏の宣誓供述書をグラム氏に渡していた。これを受けてグラム氏は司法省と米連邦捜査局(FBI)に文書で調査を開始するよう要求した。
トランプ陣営は9日、大統領選をめぐり、ペンシルベニア州連邦地裁に同州当局によるバイデン氏の勝利認定を差し止めるよう提訴した。
*ペンシルベニアの情勢を追加しました。
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