香港・蘋果日報の創業者、国家安全維持法違反で起訴
ロイター / 2020年12月11日 16時25分
中国共産党に批判的な論調で知られる香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏が、外国勢力と結託し香港国家安全維持法に違反した罪で起訴された。写真は、2020年10月15日に香港の裁判所に到着した黎智英氏。(2020年 ロイター/Tyrone Siu)
[香港 11日 ロイター] - 中国共産党に批判的な論調で知られる香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏が、外国勢力と結託し香港国家安全維持法に違反した罪で起訴された。
蘋果日報が11日、警察関係者の話として報じた。同法で起訴された最も著名な人物となる。黎氏は12日に出廷するという。
香港国家安全維持法は、国家分裂、政権転覆、テロ活動、外国勢力との結託を犯罪行為と定め、最大で終身刑を科す。
欧米諸国や人権団体からは、香港の自由を抑圧するとの非難の声が出ているが、中国・香港政府は国家の安全を維持するために不可欠な法律だと主張している。
黎智英氏は詐欺の疑いで逮捕され、今月、保釈申請が却下された。
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