1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

分科会の3つのシナリオ、知事の判断尊重=コロナ対応で官房長官

ロイター / 2020年12月11日 18時20分

 12月11日、加藤勝信官房長官(写真)は記者会見で、同日に開かれた政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で、感染状況が上から2つ目に深刻なステージ3相当地域の今後について、感染状況に応じて3段階に分けて、さらに厳しい対応を求めたことに関連し、各都道府県の知事の判断を尊重したいとの見解を示した。写真は9月、都内で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 11日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は11日午後の記者会見で、同日に開かれた政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で、感染状況が上から2つ目に深刻なステージ3相当地域の今後について、感染状況に応じて3段階に分けて、さらに厳しい対応を求めたことに関連し、各都道府県の知事の判断を尊重したいとの見解を示した。

この日の分科会では、ステージ3相当地域の今後の感染状況について「減少」「高止まり」「拡大」の3つに分類。「高止まり」と「拡大」では、飲食店などに対し、一段の営業時間短縮を要請したり、不要不急の外出自粛を要請する必要があると提言。強い危機感を示した。

これに対し、加藤官房長官は感染防止対策の効果を分析する必要があると指摘。その際に「知事の判断を尊重する」とした。その上で自治体に対して支援していく方針を示した。

同日の分科会終了後、菅義偉首相や加藤官房長官と関係閣僚が参加した会議については、議論の詳細は明らかにできないとし「知事と連携してしっかり対応していく方針を確認した」と語った。

一方、観光庁が旅行会社などからヒアリングした結果によると、東京都発の「Go Toトラベル」を利用した旅行に関し、65歳以上の高齢者からは全体の80%程度からキャンセルがあったとの結果を明らかにした。

また、「静かな年末・年始」を求めることと「Go Toトラベル」の継続は、矛盾した情報発信ではないかとの質問には「何の矛盾もない」とし、引き続き感染防止と経済の両立を図っていく方針を強調した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください