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サウジ、外国人渡航者に1週間の隔離義務 入国緩和で水際対策

ロイター / 2021年5月11日 10時31分

入国制限の緩和に動くサウジアラビアは20日から、新型コロナウイルスの水際対策として、入国する外国人に政府指定の施設で1週間の隔離を義務付ける。同国民間航空総局(GACA)が10日に発表した。写真は、リヤド市内で携帯電話に表示されたコロナ感染者追跡アプリの内容を提示する男性。2021年2月22日に撮影。(2021年 ロイター/hmed Yosri)

[カイロ 10日 ロイター] - 入国制限の緩和に動くサウジアラビアは20日から、新型コロナウイルスの水際対策として、入国する外国人に政府指定の施設で1週間の隔離を義務付ける。同国民間航空総局(GACA)が10日に発表した。

国営サウジ通信(SPA)は内務省当局者の発言として、国民と航空機の乗務員、外交関係者などはこの対象から外れるが、ワクチン未接種者は自宅などで隔離が必要になると報じた。

航空会社は、内務省が指定する隔離用施設と契約を結ぶ必要があり、その費用は航空運賃に上乗せされる。

ワクチン接種を完了した人は、証明書を提示すれば隔離義務がない。

8歳以上の外国人渡航者は、72時間以内に行われたPCR検査の陰性結果を提示することが求められる。

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