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原油先物は上昇、燃料不足巡る懸念くすぶる

ロイター / 2021年5月12日 5時52分

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国時間の原油先物は上昇。序盤は1%超下落する場面があったが、米パイプライン最大手のコロニアル・パイプラインがサイバー攻撃を受けて操業を停止する中、ガソリン不足を巡る懸念がくすぶり、上げに転じた。

清算値は、北海ブレント原油先物が0.23ドル(0.3%)高の1バレル=68.55ドル。米WTI原油先物が0.36ドル(0.6%)高の65.28ドル。

ガソリン先物は0.3%高の1ガロン=2.1399ドルとなった。

米エネルギー省のグランホルム長官は11日、コロニアル・パイプラインが数日中に全面再開するとの見通しを示した。

ライスタッド・エナジーの石油市場アナリスト、ルイーズ・ディクソン氏は「短期的なリスクは軽減されているものの、攻撃の性質やインフラ規模などを考慮すると、市場は今回の出来事になお大きく揺さぶられている」と述べた。

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