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サウジアラムコ、11月はアジアの一部精製業者に追加供給へ=関係筋

ロイター / 2021年10月11日 12時11分

サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは、北アジアの石油精製業者少なくとも2社と11月の追加供給で合意し、他の3社については契約量を100%供給する。写真は2019年10月、サウジアラビアのアブカイクで撮影(2021年 ロイター/Maxim Shemetov)

[シンガポール 11日 ロイター] - サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは、北アジアの石油精製業者少なくとも2社と11月の追加供給で合意し、他の3社については契約量を100%供給する。事情に詳しい関係筋が11日、明らかにした。

11月全体で契約した全量を供給する見通しだという。

同社は、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の協調減産に基づき、生産を制限しているが、アジアの顧客には契約した全量の供給を続けてきた。

サウジアラムコはまた、11月分のアジア向け原油公式販売価格(OSP)を2カ月連続で引き下げた。予想よりもやや大幅な引き下げだった。中東の生産者が年末に向けて生産を増やす中、競争力を維持したい考え。

関係筋によると、一部の買い手は11月の価格が魅力的だったため、サウジから追加で購入した。

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