三井物、豪原料炭会社持ち分をスタンモアに売却 事業再構築で

　三井物産は８月１２日、オーストラリアで原料炭の生産・販売を行っているスタンモアＳＭＣ（旧ＢＨＰ三井コール）の全保有株式（２０％分）を売却すると発表した。都内で２０１６年５月撮影（２０２２年　ロイター／Toru Hanai ）

［東京　１２日　ロイター］ - 三井物産は１２日、オーストラリアで原料炭の生産・販売を行っているスタンモアＳＭＣ（旧ＢＨＰ三井コール）の全保有株式（２０％分）を売却すると発表した。８０％を保有する豪スタンモア・リソーシズの子会社に３億８０００万米ドルで売却する。事業ポートフォリオの再構築の一環としている。

売却は２０２３年３月期中に完了する見通し。三井物は売却益を計上する見込みだが、連結業績予想には織り込まれていないという。