楽天傘下のバイバー、ロシアのプロパガンダ対策に有効＝三木谷氏

　ウクライナを訪問している楽天グループの三木谷浩史会長兼社長は９月９日、同社傘下の無料通話・メッセージングアプリ「Ｖｉｂｅｒ（バイバー）」について、ロシアのプロパガンダに対処するのに有効との見方を示した。２０１９年７月、米アイダホ州サンバレーで撮影（２０２３年　ロイター/Brendan McDermid）

Max Hunder

[キーウ ９日 ロイター] - ウクライナを訪問している楽天グループの三木谷浩史会長兼社長は９日、同社傘下の無料通話・メッセージングアプリ「Ｖｉｂｅｒ（バイバー）」について、ロシアのプロパガンダに対処するのに有効との見方を示した。キーウでウクライナ当局者と会談後、ロイターのオンラインインタビューで語った。

三木谷氏は、他のソーシャルメディアとは異なり、同社はこれらのフェイクニュースやロシアのプロパガンダを全てブロックすることを明確にしていると述べた。

林芳正外相のウクライナ訪問に同行した三木谷氏は、ほとんど全ての閣僚と会ったと説明。「彼らは将来の戦略を構築している。彼らはマクロ経済の成長戦略を策定しており、私は大きく勇気づけられ、感銘を受けた」と語った。