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チリCPI、8月は前年比+5.3% 約2年ぶり低水準 利下げに追い風

ロイター / 2023年9月11日 9時54分

 チリ国家統計局が9月8日発表した8月消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率は5.3%と、7月の6.5%から鈍化した。サンティアゴにあるスーパーマーケットで2020年3月撮影(2023年 ロイター/Ivan Alvarado)

[サンティアゴ 8日 ロイター] - チリ国家統計局が8日発表した8月消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率は5.3%と、7月の6.5%から鈍化した。約2年ぶり低水準で、中央銀行の目標である3%に近づいた。中銀は2024年下半期には目標範囲に収束すると予想している。

前月比でも0.1%上昇と、ロイター調査によるエコノミスト予想(0.4%上昇)より伸びは小幅だった。

中銀は今月、2会合連続で利下げを決定。政策金利を75ベーシスポイント(bp)引き下げて9.5%とした。年内に7.75─8%まで引き下げるとみられる。

パンテオン・マクロエコノミクスの中南米担当チーフエコノミスト、アンドレス・アバディア氏は顧客向けノートで、「チリのインフレ状況は全般に改善が続いており、短期的な見通しは比較的好ましい」と指摘。

さらに、「景気回復はまだ当面緩やかで、今後複数の決定会合で現行ペースの利下げが可能になっていることから、極めて短期的なリスクは下方に傾いている」と述べた。

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