ソブリン債務円卓会議、国内債務再編を協議へ＝関係筋

Jorgelina do Rosario

［ロンドン　８日　ロイター］ - 関係筋によると、今月１５日に開催される「グローバル・ソブリン債務円卓会議」の技術会合では、債務不履行に陥った国の国内債務再編について協議する。

途上国の債務問題を巡る議論は数カ月停滞していたが、進展の兆しが出てきた。

１５日の会合は次官級となる可能性が高く、国際通貨基金（ＩＭＦ）、世界銀行、主要２０カ国・地域（Ｇ２０）の代表が出席する。

１０月９─１５日にモロッコで開くＩＭＦ・世銀会合での高レベル再協議に向けた準備を整えるほか、国内債務再編の二次的な影響などリスク要因について議論する。

債務不履行に陥ったスリランカやガーナなどは最近、債務再編交渉の対象に国内ソブリン債務を追加した。

会合には公的・民間部門の債権者や債務国の代表のほか、債務の専門家や金融・法律アドバイザーも出席する。