東京マーケット・サマリー（11日）

■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値

＜外為市場＞

ドル／円 ユーロ／ドル ユーロ／円

午後５時現在 148.76／148.77 1.0598／1.0602 157.69／157.70

ＮＹ午後５時 148.70／148.73 1.0603／1.0607 157.71／157.74

午後５時のドル／円は、前日ＮＹ午後５時とほぼ同水準の１４８円後半で推移している。ドルは米金利低下が一服したことや、日本や中国などアジア株高を背景とした円売り圧力も加わり、底堅く推移している。

＜株式市場＞

終値 前日比 寄り付き 安値／高値

日経平均 31936.51 +189.98 31847.10 31,804.09─32,037.07

ＴＯＰＩＸ 2307.84 -4.35 2314.48 2,306.68─2,320.20

プライム市場指数 1187.75 -2.20 1191.35 1,187.16─1,194.08

スタンダード市場指数 1120.53 -6.32 1126.65 1,120.53─1,127.65

グロース市場指数 896.21 -11.32 909.31 896.21─912.87

マザース総合 699.48 -8.61 709.63 699.44─712.36

東証出来高(万株) 132060 東証売買代金(億円) 33821.68

東京株式市場で日経平均は、前営業日比１８９円９８銭高の３万１９３６円５１銭と続伸して取引を終えた。前日の米金利低下を受けた株高を好感した買いが優勢となり、一時３万２０００円を上回った。とりわけ半導体関連株が堅調で、指数を支えた。一方、前日の上昇を受けた反動売りもあり、上値を抑えた。ＴＯＰＩＸは小安かった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが３８０銘柄（２０％）、値下がりは１４０８銘柄（７６％）、変わらずは４９銘柄（２％）だった。

＜短期金融市場＞　

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.033

ユーロ円金先（23年12月限） ───

3カ月物ＴＢ ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス０．０３３％になった。前営業日（マイナス０．０３０）から低下した。「資金の出し手・売り手ともに、顔ぶれも地合いも前日から特に変化はなかった」（国内金融機関）という。ユーロ円３カ月金利先物は閑散。

＜円債市場＞　

国債先物・23年12月限 145.24 (+0.09)

安値─高値 145.08─145.28

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.770％ (変わらず)

安値─高値 0.775─0.765％

国債先物中心限月１２月限は、前営業日比９銭高の１４５円２４銭と４営業日続伸して取引を終えた。海外金利の上昇一服や５年利付国債入札の無風通過が買い安心感につながった。１０年最長期国債利回り（長期金利）の引け値は、前営業日比変わらずの０．７７０％。

＜スワップ市場・気配＞　

2年物 0.29─0.19

3年物 0.42─0.32

4年物 0.53─0.43

5年物 0.63─0.53

7年物 0.82─0.72

10年物 1.05─0.95