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ウクライナ大統領、冬の戦いに向け武器供給要請 NATO本部で

ロイター / 2023年10月12日 0時19分

ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、同国に侵攻したロシアが発電所などのインフラに対して攻撃するのに備え、冬を乗り切るための武器や防空設備を供給するよう北大西洋条約機構(NATO)同盟国に要請した。4月撮影(2023年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

Marine Strauss Andrew Gray Idrees Ali

[ブリュッセル 11日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、同国に侵攻したロシアが発電所などのインフラに対して攻撃するのに備え、冬を乗り切るための武器や防空設備を供給するよう北大西洋条約機構(NATO)同盟国に要請した。

ゼレンスキー氏は、2022年のロシアによる侵攻後で初めてNATO本部を訪問。ロシアのプーチン大統領をパレスチナのイスラム組織ハマスになぞらえ、ロシアのウクライナ侵攻とハマスのイスラエル攻撃を同じ硬貨の表裏のようだと指摘し、西側の軍事支援が不可欠だと訴えた。

NATO加盟国と、非加盟国でウクライナを軍事支援する約20カ国の国防担当相が集まった会合で「この戦争がいつ終わるのか、ウクライナにとって正当に終わるのかという問いに対し、冬の防空戦が答えの重要な部分を握る」とし、「私たちはテロとの冬の戦いに勝たなければならないし、勝つことができる」と訴えた。

オースティン米国防長官は、必要なだけウクライナを支援するという西側諸国の誓約を改めて表明。防空弾薬や、ロシアのドローン(無人機)に対抗するための武器を含む2億ドル相当の軍事支援を発表した。

NATOのストルテンベルグ事務総長は、プーチン氏がウクライナのエネルギーインフラを攻撃して「冬を戦争の武器として再び利用する準備をしている」と批判した。

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