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市場金利上昇がインフレ鎮静化に寄与、動向を見守る=ウォラー理事

ロイター / 2023年10月12日 5時2分

米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は11日、金融情勢の引き締まりが「われわれのために仕事の一部」を担う態勢が整っているため、FRBは金利の動向を見守る姿勢だと述べた。2022年1月撮影(2023年 ロイター/Joshua Roberts)

[11日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は11日、市場金利の上昇がインフレ鎮静化につながる可能性があるため、FRBは金利の動向を見守る姿勢だと述べた。

ユタ州で開催された共和党の資金集めの集会で、現在のインフレ鈍化が続けば、インフレ率は「基本的に目標値に戻る」とした。

同理事は、金融情勢の引き締まりが「われわれのために仕事の一部」を担う態勢が整っていると指摘した。

ウォーラー氏はこれまで、インフレ対策として金利引き上げを最も声高に支持してきた。

ウォラー氏の発言は、今週、ジェファーソンFRB副議長と米ダラス地区連銀のローガン総裁が行った発言に同調するものだった。

インフレの先行きについても、これまでで最も楽観的な見方を示し、「この状態が続けば、かなり目標に近づくだろう」とした。

米国債利回りの上昇については、予想以上に堅調な米経済成長や連邦財政赤字の拡大に対する懸念など、理由は好悪さまざまだと指摘。「景気が良くなっている可能性もあるが、明らかに(国債)発行は影響を与えるはずだ」とし、現在の財政赤字水準は持続可能でない可能性が高いとの見解を示した。

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