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世界のエネルギー消費量、50年まで拡大続く見通し=米EIA

ロイター / 2023年10月12日 2時41分

米エネルギー情報局(EIA)は11日、世界のエネルギー消費量が2050年まで拡大が続く可能性が高いとの見通しを発表した。2020年5月撮影(2023年 ロイター)

Stephanie Kelly Laura Sanicola

[11日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)は11日、世界のエネルギー消費量が2050年まで拡大が続く可能性が高いとの見通しを発表した。エネルギーの消費増加のペースが、効率化を上回ると見込んでいる。

世界的な人口増や地域での製造業の拡大、生活水準の向上がエネルギー消費量増加の要因となる。EIAのほとんどの試算で、エネルギーによる世界の二酸化炭素(CO2)排出量は50年まで増加が続く見通し。

原子力や再生可能エネルギーなどの非化石燃料ベースの資源によるエネルギー生産は50年まで増えるものの、現在の法規制下では世界のエネルギー関連のCO2排出量削減に十分な伸び方にはならないと見ている。

EIAは50年までに世界の発電能力は50─100%、発電量は30─76%それぞれ増えると予想している。

CO2排出が実質ゼロになる発電が、世界の発電能力と発電量のそれぞれで増加の大部分を占める。

EIAによると、再生可能エネルギーと原子力による発電が50年には世界の発電量の最大3分の2を占める可能性がある。

蓄電能力は22年には世界の発電能力の1%未満だったが、50年までには4─9%に高まる見通しだ。

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