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国連大使らラファ訪問、米仏は不参加 中ロが暗に米批判

ロイター / 2023年12月12日 3時40分

国連安全保障理事会の特使12人が11日、パレスチナ自治区ガザへの唯一の支援物資搬入拠点である、エジプトのラファ検問所を訪問した。ガザで9日撮影(2023年 ロイター/Mustafa Thraya/ FILE PHOTO)

Alexander Cornwell

[アルアリシュ(エジプト) 11日 ロイター] - 国連安全保障理事会の大使ら12人が11日、パレスチナ自治区ガザへの唯一の支援物資搬入拠点である、エジプトのラファ検問所を訪問した。人道状況の悪化を目の当たりにし、武力衝突の終結を強く訴えた。

中国の張軍国連大使は記者団からガザ停戦に反対する国へのメッセージを求められ、「もうたくさんだ」と答えた。

安保理は8日、ガザにおけるイスラエルとイスラム組織ハマスの紛争について人道的な即時停戦を求める決議案を採決したが、米国が拒否権を行使し否決された。

今回のラファ訪問はアラブ首長国連邦が企画した。米とフランスの代表は参加しなかった。

ロシアのネベンジャ国連大使はガザの状況を「壊滅的」と表現し、停戦に反対する人々は「現実を直視し、パレスチナ人に尊厳を与える」べきだと述べた。

また、ロシアがウクライナに侵攻していながらイスラエルを非難するのは偽善だという批判も一蹴した。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)によると、ガザ地区では飢えに苦しむ住民が援助物資の配給センターから略奪したり、道路でトラックを止めたりする事例が発生。「秩序が崩壊」しているという。

国連総会(193カ国)はイスラエルとハマスの紛争について、人道的な即時停戦を求める決議案の採決を12日にも行う。

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