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スイス中銀次期総裁選びが最終段階、シュレーゲル副総裁が最有力か

ロイター / 2024年6月11日 14時23分

 6月10日、スイス国立銀行(SNB、中央銀行)は、9月に退任するトーマス・ジョルダン総裁の後継者候補選びの最終段階に入っている。事情に詳しい複数の関係者がロイターに明かした。3月撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)

John Revill

[チューリヒ 10日 ロイター] - スイス国立銀行(SNB、中央銀行)は、9月に退任するトーマス・ジョルダン総裁の後継者候補選びの最終段階に入っている。事情に詳しい複数の関係者がロイターに明かした。

ジョルダン氏の後任はSNB理事会が近く指名する見通しだが、2人の関係者の話では、既に候補者の面接を終えて選考作業がほぼ完了したという。

理事会は、指名した次期総裁候補を内閣に提示し、承認を得なければならない。

ロイターがエコノミスト18人に対して実施した調査では、16人が次期総裁の最有力候補としてマルティン・シュレーゲル副総裁を挙げた。

EFGバンクのチーフエコノミストで元アイルランド中銀副総裁のステファン・ガーラック氏は「シュレーゲル氏が筆頭候補とみなされている。SNBとスイスの金融市場に関する深い知識を持っていることが有利な点は明白だ」と述べた。

一方でSNBは、特に昨年、理事会でただ1人の女性メンバーだったアンドレア・メクラー理事退任を受け、新たな女性理事の起用も求められている。

こうした面からは、ドイツ政府の経済諮問委員を務めたベアトリス・ベダー・ディマウロ氏も次期総裁候補となり得る。

SNBによると、総裁候補の資格がある人物は「非の打ち所がない評判」と「通貨、銀行、金融問題」の専門知識、スイス国籍所有、国内居住が条件となっている。

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