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午後3時のドルは157円前半で小動き、ユーロ安も一服

ロイター / 2024年6月11日 15時34分

 6月11日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル高/円安の157円前半で取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Shinji Kitamura

[東京 11日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル高/円安の157円前半で取引されている。週後半に控える日米中銀会合を前に、主要通貨は全般小動きだった。週初から売られたユーロも下げは一服となった。

ドルは156円後半から157円前半の狭いレンジ内で小動きが続いた。市場の関心は12日の米連邦公開市場委員会(FOMC)と14日の日銀金融政策決定会合の結果に集中しており、重要イベントを前に手控えムードが強まった。

ユーロは前日海外でつけた1カ月ぶり安値の1.07ドル前半から緩やかに切り返し、1.07ドル半ばまで値を戻した。しかし、フランスで急きょ行われることになった総選挙に対する警戒感は変わらず、買い戻しは限られた。

市場では、マリーヌ・ルペン氏が率いる極右「国民連合(RN)」が、仏議会で最大会派となる可能性を指摘する声が上がっている。「環境問題やDX、国防費増額、域内統合の深化など、欧州が抱える多くの課題に対する取り組みがより困難になる」(HSBCの欧州担当シニアエコノミスト、ファビオ・バルボーニ氏)懸念があるという。

新興国通貨では、メキシコペソの下げが目立った。シェインバウム次期大統領が、司法制度改革を含む憲法改正案を次期議会の開会前に討議にかける意向を示したことが手掛かり。

改正案は「大衆迎合的な政策が実現しやすくなる」(国内証券アナリスト)ものとして市場で警戒されているが、次期大統領は今回の改正案がペソ相場に影響を与えるとは考えていない、と主張している。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 157.28/157.29 1.0764/1.0768 169.30/169.34

午前9時現在 157.04/157.05 1.0761/1.0765 169.02/169.04

NY午後5時 157.02/157.05 1.0763/1.0767 169.03/169.07

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