米オラクル25年度売上高は2桁成長へ、AI需要追い風 株価8%高
ロイター / 2024年6月12日 7時14分
[11日 ロイター] - 米ソフトウエア大手オラクルは11日、2025年度の売上高が2桁成長するとの見通しを示した。人工知能(AI)を活用したクラウドサービスへの強い需要を反映し、株価は引け後の時間外取引で8%上昇した。
生成AI「チャットGPT」を手がけるオープンAI、およびグーグルクラウドとの提携も発表した。
第4・四半期(3─5月)決算はクラウド収益が前年比20%増加の53億ドルとなった。
ただ、同四半期の総売上高は142億9000万ドルで、LSEGがまとめたアナリストの平均予想145億5000万ドルを下回った。
調整後の1株利益は1.63ドル。市場予想は1.65ドルだった。
サフラ・キャッツ最高経営責任者(CEO)は「OCI(オラクル・クラウド・インフラストラクチャー)の能力が需要に追いつくに伴い、各四半期に前期を上回るペースで成長する見通しだ」と指摘。
その上で「第4・四半期だけでも、オラクル・クラウドでチャットGPTを訓練するためのオープンAIとの契約を含め、総額125億ドルを超える30件余りのAI販売契約を結んだ」と述べた。
第4・四半期の残存履行義務(RPO)は980億ドルと、前年同期から44%増加した。
キャッツ氏は「オラクル・クラウドでのAI大規模言語モデル訓練に対する非常に強い需要がけん引し、第3、第4・四半期に当社史上最大の販売契約を結んだ」と述べた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1「土用の丑の日」物価高でも…あの手この手の“うなぎ商戦” 大手スーパーの目玉は「超特大」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月22日 19時59分
-
2イタリア人が営む「老舗ラーメン店」の人生ドラマ 西武柳沢「一八亭」ジャンニさんと愛妻のこれまで
東洋経済オンライン / 2024年7月22日 11時30分
-
3「最高益の会社」の株価が上がらない当然の理由 相場に影響を与えるのは過去のデータではない
東洋経済オンライン / 2024年7月22日 16時0分
-
4島村恒俊さん死去=しまむら創業者
時事通信 / 2024年7月22日 19時30分
-
5日本企業が「20年で世界から没落した」2大理由 日本企業の「現場」で"何が"起こっていたのか
東洋経済オンライン / 2024年7月22日 9時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください