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午前の日経平均は続伸、初の4万2000円台 主力株買われる

ロイター / 2024年7月11日 12時16分

 7月11日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比347円85銭高の4万2179円84銭と、続伸した。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2024 ロイター/Issei Kato)

Mayu Sakoda

[東京 11日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比347円85銭高の4万2179円84銭と、続伸した。日経平均は連日の史上最高値更新、初の4万2000円台乗せとなった。前日の米国株高を好感する形で幅広いセクターで買いが先行し、特に指数寄与度の高い半導体関連株や主力銘柄が堅調に推移した。東証株価指数(TOPIX)も連日の史上最高値更新となった。

日経平均は511円高でスタート。寄り付きで史上初の4万2000円台乗せとなった。その後594円高の4万2426円77銭で高値をつけた後は、上げ幅を縮小しもみ合いとなった。短期的な過熱感や高値警戒感が意識されたほか、時間外取引での米株先物3指数が揃って下落したことが重しとなった。

主力株では、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、ソフトバンクグループなどの指数寄与度の高い銘柄がしっかり。3銘柄で日経平均を約126円押し上げた。そのほか、ソニーグループ、第一三共もしっかり。半面、メルカリが5%超安、フジクラ、三菱重工業は2─3%超安。アドバンテストは小幅安だった。

前日に決算を発表した銘柄は高安まちまち。トレジャー・ファクトリーが東証プライム市場の値上がり率第2位、吉野家ホールディングス、サイゼリヤは5─7%超安と大幅安だった。

岩井コスモ証券の有沢正一投資調査部部長は、このところの株高は海外勢の資金流入が影響しているとみている。「足元は循環的な物色が中心だが、中でも主力の大型株やハイテク銘柄が強くなっている」といい、決算発表で好業績を確認できるとの期待で、海外勢の買いが戻ってきていると話す。

TOPIXは0.66%高の2928.30ポイントで午前の取引を終了した。連日の史上最高値更新となった。東証プライム市場の売買代金は2兆3947億2300万円だった。東証33業種では、パルプ・紙、金属製品、医薬品、陸運、鉱業など29業種が値上がり、保険、証券など3業種は値下がりした。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1239銘柄(75%)、値下がりは353銘柄(21%)、変わらずは52銘柄(3%)だった。

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