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欧州の証券決済、「T+1」移行は27年後半か 米に対抗

ロイター / 2024年7月11日 15時6分

欧州連合(EU)の証券市場監督機関である欧州証券市場監督機構(ESMA)が10日に開催した公聴会で、決済期間を現行の半分に短縮する計画について、2027年後半の実現が現実的と意見が大勢だった。写真はロンドン証券取引所。5月14日撮影(2024年 ロイター/Hannah McKay)

Huw Jones

[ロンドン 10日 ロイター] - 欧州連合(EU)の証券市場監督機関である欧州証券市場監督機構(ESMA)が10日に開催した公聴会で、決済期間を現行の半分に短縮する計画について、2027年後半の実現が現実的と意見が大勢だった。

ロンドン証券取引所、ドイツ取引所、ユーロネクストなどの欧州の取引所では現在、決済期間は売買成立(約定)後2営業日(T+2)。米国では5月から1営業日(T+1)に切り替わった。

きょうの公聴会では、27年第4・四半期にT+1への移行を完了させるという選択肢が、出席者らによる投票で圧倒的な支持を集めた。

英国は遅くとも27年末の移行を目標としている。欧州委員会は今年中に時期を提言する見通しで、技術的な準備が既に進められている。

欧州委高官のセバスティヤン・フロヴァティン氏は公聴会で「現状を踏まえると、27年第4・四半期が現実的だろう。無理だとは思わない」とした上で、最終的な決定はEU各国と欧州議会次第だと述べた。

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