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日経平均は3日続伸、連日の最高値更新 初の4万2000円台

ロイター / 2024年7月11日 15時59分

 7月11日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比392円03銭高の4万2224円02銭と3日続伸して取引を終えた。都内の株価ボード前で同日撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 11日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比392円03銭高の4万2224円02銭と3日続伸して取引を終えた。日経平均は連日で史上最高値を更新し、初めて終値でも4万2000円台に乗せた。前日の米国株高を好感し、半導体関連やハイテク株を中心に幅広く買われた。

日経平均は511円高でスタートした。寄り付き時点で4万2000円台に乗せ、一時594円高の4万2426円77銭に上値を伸ばした。寄与度の高い半導体関連株や電子部品を中心に幅広く買いが先行。グロース株とバリュー株、大型株と中小型株の間では、大きな偏りはみられなかった。

テクニカル面から短期的な過熱感が意識され、いったん上げ幅を縮小する場面があったが、後場には再び上げ幅を取り戻す動きとなった。米6月消費者物価指数(CPI)の発表を日本時間の今晩に控える中で「CPIが弱い数字となって、米国の利下げ期待が高まることを先取りするような動き」(国内証券のアナリスト)との見方が聞かれた。

このところの株高は、海外勢を中心とする先物主導の上昇との見方が多い。あすにはオプションのSQ(特別清算指数)を控えており、一区切りになるのではないかとの声もある。

市場では「ここまでの急激な上昇は一巡しつつあるだろう。為替の円安で(7月下旬から発表が本格化する)企業決算はかなり強い数字になるとの見方があり、今後は見極めのフェーズに入ってくる」(岡三証券の松本史雄チーフストラテジスト)との見方が聞かれた。

TOPIXも最高値を更新し、0.69%高の2929.17ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.69%高の1507.7ポイントだった。プライム市場の売買代金は4兆7090億3200万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業やパルプ・紙、金属製品など29業種、値下がりは保険や証券、海運、銀行の4業種だった。

主力株では、きょう決算を発表するファーストリテイリングのほか、東京エレクトロン、ソフトバンクグループなどの指数寄与度の高い銘柄がしっかりだった。一方、アドバンテスト、三菱重工業はさえなかった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.21%高の655.86ポイントと、3日ぶりに反発した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1251銘柄(76%)、値下がりは356銘柄(21%)、変わらずは37銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き   安値/高値 

日経平均 42224.02 392.03 42343. 42,102

72 .46─42

,426.7

7

TOPIX 2929.17 19.97 2939.4 2,923.

1 71─2,9

46.60

プライム指数 1507.70 10.27 1512.6 1,504.

1 96─1,5

16.57

スタンダード指数 1280.79 6.88 1279.1 1,275.

05─1,2

81.35

グロース指数 844.44 1.26 844.72 836.43

─845.8

3

グロース250指 655.86 1.35 655.89 648.93

数 ─657.0

9

東証出来高(万株 180716 東証売買代金 47090.

) (億円) 32

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