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TSMC時価総額1兆ドル、AI需要追い風に株価約80%上昇

ロイター / 2024年7月11日 16時24分

 7月11日、半導体受託生産の世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)株が台湾株式市場で最高値を付けた。写真は同社のロゴ。台湾新竹市で2023年7月撮影(2024年 ロイター/Ann Wang)

[シンガポール 11日 ロイター] - 半導体受託生産の世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)株が11日の台湾株式市場で最高値を付けた。AI(人工知能)向けの旺盛な需要を背景に株価は今年、大きく上昇。ADR(米預託証券)は8日に時価総額が一時1兆ドルとなった。

TSMCは11日、2%超上昇し最高値の1080台湾ドルを付けた。時価総額は28兆台湾ドル(8610億ドル)に達し、アジアで最も価値のある上場企業となった。

10日発表した第2・四半期売上高は前年比32%増加した。第2・四半期決算は7月18日に発表される。

台湾株式市場には今年、海外から48億ドルの資金が流入。TSMC株は年初から80%近く上昇している。HSBCによると、アジア機関投資家は依然、台湾株をアンダーウエートにしているため、今後さらに資金が流入する可能性がある。

グラスホッパー・アセット・マネジメント(シンガポール)のポートフォリオマネジャー、ダニエル・タン氏は「AI関連需要や価格決定の潜在能力から、TSMCの主要受託生産メーカーとしての地位が2025年の収益を押し上げるという楽観的な見方が広がり続けている」と述べ、株価は2025年にさらに上昇するとの見方を示した。

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