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仏の政治的膠着状態、予算案採決の9月までに解消望む=中銀総裁

ロイター / 2024年7月11日 17時11分

 7月11日、フランス銀行(中央銀行)のビルロワドガロー総裁(写真)は、議会が予算案を採決しなければならない9月までに現在の国内の政治的膠着状態が解消されることを望むと述べた。写真は2022年7月、パリで撮影(2024年 ロイター/Benoit Tessier)

Sudip Kar-Gupta

[パリ 11日 ロイター] - フランス銀行(中央銀行)のビルロワドガロー総裁は11日、議会が予算案を採決しなければならない9月までに現在の国内の政治的膠着状態が解消されることを望むと述べた。

国民議会(下院)総選挙で3勢力が台頭し、政権樹立への道筋が見えない状態となっている。左派連合「新人民戦線(NFP)」が第1勢力となったものの、過半数を獲得することはできなかった。

ビルロワドガロー氏はラジオネットワークのフランス・アンフォに対し「どのような選択をするにせよ、われわれは財政赤字を削減しなければならない」と語った。

仏政府は公的部門の対国内総生産(GDP)比財政赤字を2024年の5.1%から25年には4.1%まで低下させ、27年までに欧州連合(EU)の上限である3%の達成を目標としている。

フランス銀行は10日、第2・四半期の経済成長率が0.1%になると発表。これは従来想定レンジの上限に当たる。

ビルロワドガロー氏は、インフレ率の低下など経済状況全体には明るい面がある一方、先行きは依然として不透明だと指摘。「フランス経済の全体像を要約すれば、よく持ちこたえてはいるが、依然として脆弱ということになると思う」と述べた。

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