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米CPI発表後に円急騰、政府・日銀が介入と一部報道

ロイター / 2024年7月12日 0時0分

11日朝のニューヨーク外国為替市場で、6月の米消費者物価指数(CPI)の発表直後に円が対ドルで急上昇し、一時2.7%高の157.4円を付けた[L6N3J30FD]。テレビ朝日は日本の政府関係者の話として、政府・日銀が為替介入を実施したと伝えた。写真は7月に発行された新紙幣。7月3日、東京で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

[ニューヨーク/東京 11日 ロイター] - 11日朝のニューヨーク外国為替市場で、6月の米消費者物価指数(CPI)の発表直後に円が対ドルで急上昇し、一時2.7%高の157.4円を付けた[L6N3J30FD]。テレビ朝日は日本の政府関係者の話として、政府・日銀が為替介入を実施したと伝えた[L4N3J317C]。

時事通信によると、神田真人財務官は11日夜、財務省内で記者団に対し、為替介入の有無について「何もコメントする立場ではない」と語った[L4N3J317K]。ロイターは財務省に問い合わせたが、現時点で回答を得られていない。

市場関係者の間では、6月の米CPIを受けてドルが売られたとの見方も出ている。米労働省が朝方発表した同指数は前月比でマイナス0.1%と予想外に低下した。前年比は3.0%の上昇だった。

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