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10月7日の攻撃に関するイスラエル軍報告書、対応の不備認める

ロイター / 2024年7月12日 6時1分

イスラエル軍は11日、昨年10月7日に起きたパレスチナのイスラム組織ハマスによる攻撃に関する初の調査結果を公表し、軍が被害地域の住民を守れなかったことを認めた。2023年10月撮影(2024年 ロイター/Ronen Zvulun)

[11日 ロイター] - イスラエル軍は11日、昨年10月7日に起きたパレスチナのイスラム組織ハマスによる攻撃に関する初の調査結果を公表し、軍が被害地域の住民を守れなかったことを認めた。

最も大きな被害を受けた南部のキブツ(農業共同体)・ベエリでは、約1000人の住民のうち100人以上が死亡し、32人が人質としてガザに連れ去られた。うち11人が今も解放されていない。

報告書によると、軍は武装勢力の大規模侵入というシナリオに備えておらず、当該地域に十分な兵力を配置していなかった。攻撃開始から数時間後まで事件の明確な状況を把握しておらず、ベエリの住民に適切な警告を発せず、戦闘では協調した対応がなされていなかった。

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