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ロシア、ウランなどの輸出制限検討も 西側への報復=プーチン氏

ロイター / 2024年9月12日 1時46分

ロシアのプーチン大統領は11日、西側諸国がロシアに対し導入した制裁措置への報復として、ウラン、チタン、ニッケルなどの輸出制限を検討すべきだと述べた。2021年2月撮影(2024年 ロイター/Evgenia Novozhenina)

[モスクワ 11日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は11日、西側諸国がロシアに対し導入した制裁措置への報復として、ウラン、チタン、ニッケルなどの輸出制限を検討すべきだと述べた。

プーチン氏はテレビ放映された会議で、ロシアは世界有数の戦略的原材料の埋蔵量を誇っているとした上で、「ウラン、チタン、ニッケルを巡り何らかの制限を検討する必要がある」と指摘。ロシアが天然ガス、ダイヤモンド、金の主要生産国であることにも言及し、制限は他のコモディティー(商品)にも導入される可能性があると述べた。

同時に、こうした措置をすぐに導入する必要はなく、ロシアが損害を受けることがあってはならないと述べた。

会議にはミシュスチン首相らが参加した。

プーチン氏の発言を受け、ニッケル価格が上昇したほか、ウラン採掘会社の株価が上昇するなどの動きが出た。

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