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NY外為市場=ドルまちまち、CPIで0.25%利下げの見方強まる

ロイター / 2024年9月12日 6時5分

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがまちまちとなった。2023年3月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがまちまちとなった。この日発表された8月米消費者物価指数(CPI)を受け、米連邦準備理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)の利下げを行うとの見方が強まった。

ドルはスイスフラン、ポンド、円に対し上昇したが、ユーロに対しては下落した。主要6通貨に対するドル指数は0.01%安の101.63となった。 

序盤は、10日に行われた民主党候補ハリス副大統領と共和党候補トランプ前大統領のテレビ討論会を受けてハリス氏勝利の可能性が高まったとの見方から、ドルが下落する場面があった。

8月のCPIは前年比2.5%上昇した。前月の2.9%から鈍化し、2021年2月以来の小幅な伸びとなった。ただ、基調インフレにはなお粘着性が見られた。

UBSのFXストラテジスト、バシリ・セレブリアコフ氏は、インフレデータとFRBの利下げ幅が25bpになる可能性が高いことから、米ドルは9月に反発するものの、その後、今年後半から2025年にかけて下落する可能性があると述べた。

ドル/スイスフランは0.54%高の0.85155フラン。

ポンド/ドルは0.27%下落し、1.3044ドルとなった。

ドル/円はCPI発表後、この日の高値142.55円を付けたが、その後は0.16 %下落して142.23円となった。日銀の中川順子審議委員が11日、先行き日銀の経済・物価見通しが実現していくとすれば金融緩和の度合いを調整していくことになると述べたことが円の支援材料となった。

LSEGによると、9月17─18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBが50bp利下げを実施する確率は13%に低下している。前日は約33%だった。25bpの利下げが実施される確率は87%だった。

ドル/円 NY終値 142.35/142.37

始値 141.59

高値 142.54

安値 141.26

ユーロ/ドル NY終値 1.1011/1.1013

始値 1.1048

高値 1.1054

安値 1.1003

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