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米英外相がキーウ訪問、新たな支援発表 長距離攻撃容認は継続協議

ロイター / 2024年9月12日 6時3分

米国のブリンケン国務長官(右)と英国のラミー外相(左)は11日、ロシアの侵攻を受けているウクライナの首都キーウ(キエフ)を共に訪問した。同日撮影(2024年 ロイター/Leon Neal/Pool via REUTERS)

Daphne Psaledakis Olena Harmash

[キーウ 11日 ロイター] - 米国のブリンケン国務長官と英国のラミー外相は11日、ロシアの侵攻を受けているウクライナの首都キーウ(キエフ)を共に訪問した。米英は新たな支援策を発表。ただ、ウクライナが求める長距離ミサイルを使ったロシア領内への攻撃の容認については新たな方針は示さなかった。

ブリンケン長官は記者会見で「長距離攻撃についても討議した。討議の結果をワシントンに持ち帰り、大統領に報告する」と発言。ラミー外相は「注意深く耳を傾け、ウクライナが勝利するために必要なさまざまな問題について協議している」とし、協議はこの後も数週間続く可能性を示唆した。

ブリンケン氏は、ウクライナに対する7億ドルを超える支援策を発表。ラミー氏も追加的に6億ポンド(7億8100万ドル)の支援を提供すると明らかにし、「米国と共に必要な限りウクライナを支援する」とする声明を発表した。

ブリンケン氏とラミー氏のキーウ訪問中、記者会見の前と後に空襲警報が発令され、両氏が出席する予定だった献花式は中止された。空襲警報は弾道ミサイルの脅威があったことで発令されたとみられているが、標的などの詳細は不明。

ウクライナのゼレンスキー大統領は月内に米国を訪問する。

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