リビア国営石油、生産量が混乱前の水準に回復 中銀人事問題決着
ロイター / 2024年10月11日 12時29分
[ドバイ 10日 ロイター] - リビア国営石油会社(NOC)は10日、生産量が日量122万バレルに達したと発表した。東西の政治勢力が中央銀行総裁人事を巡って対立し、油田の操業や輸出が混乱する前の水準近くまで回復したことになる。
東部に拠点を置く政府とNOCは先週、中銀総裁人事を巡る問題が解決し、全ての油田と輸出ターミナルの操業が再開したと発表した。
NOCによると、10日の石油・コンデンセート生産は日量121万7000バレルと、9日の同115万8000バレルから増加した。
8月下旬から9月上旬にシャララ、エルフィール、エスシデルの3油田で生産が停止する前は、リビアの産油量は日量約130万バレルだった。
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