ボーイングのスト解決がますます重要に=米運輸長官
ロイター / 2024年10月11日 12時37分
10月10日、ブティジェッジ米運輸長官(写真)は、航空機大手ボーイングの従業員3万3000人が同社との新労働協約を求めて4週間にわたりストを続けている件について、解決がますます重要になっていると述べた。写真は米ワシントンで9月撮影(2024 ロイター/Tom Brenner)
David Shepardson
[ワシントン 10日 ロイター] - ブティジェッジ米運輸長官は10日、航空機大手ボーイングの従業員3万3000人が同社との新労働協約を求めて4週間にわたりストを続けている件について、解決がますます重要になっていると述べた。
ブティジェッジ氏は記者団に「解決策は労働者を支援すると同時にビジネスを成功させるものになる。われわれは、この二つが完全に両立し、合意可能と考えている」と述べた。
ストの影響で航空機のサプライチェーン(供給網)全体に懸念が生じる時期について質問されると、具体的な日付は明言せず「合意は日を追ってますます重要になっている」と述べた。
ボーイングは8日、国際機械工労組(IAM)と2日間交渉した後に提示していた賃上げ案を撤回したと発表。労組側が提案を真剣に検討していないと非難した。
ストにより、737MAXなどの生産が停止している。
9日には下院民主党議員30人がボーイングのケリー・オートバーグ最高経営責任者(CEO)と労組に書簡を送付し、「時宜を得た」公正な契約に至るため真摯に交渉にあたるよう要望。「双方が誠意を持って交渉のテーブルに戻らなければならないのは明らか」と呼びかけた。
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