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米国のADHD成人患者は1550万人=CDC報告

ロイター / 2024年10月11日 13時40分

Puyaan Singh

[10日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)が10日公表した罹患率と死亡率に関する週次報告書によると、米国の成人約1550万人が注意欠陥・多動性障害(ADHD)を患っており、その大半が治療薬の入手に苦労している。

ADHDと診断された人のうち、前年に治療用の精神刺激剤を処方されたと回答した人は全体の3分の1にとどまった。

さらに精神刺激剤を処方された人の4分の3近くが、薬剤の入手が困難だと報告している。

世界全体で成人の約2─5%が不注意、活動過剰、衝動性といったADHDの症状を経験。この研究で2003年以来初めて米国の成人のADHD有病率データが明らかになった。

「アデロール」の商標で販売されているアンフェタミンが、成人のADHD患者に対する第一選択薬。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以来、処方が増加しているが、アンフェタミンとその他の精神刺激剤の不足が、こうした薬剤を頼りにする患者に影響を及ぼしていることが分かった。

推計は米国立衛生統計センター(NCHS)が2023年10─11月にかけて18歳以上の成人7046人から収集した迅速調査データに基づいている。

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