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午後3時のドルは148円台で小動き、中国経済対策などにらみ

ロイター / 2024年10月11日 15時46分

 10月11日 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅高の148円半ばで取引されている。写真は1ドル紙幣で、2021年11月撮影(2024年 ロイター/Murad Sezer)

Shinji Kitamura

[東京 11日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅高の148円半ばで取引されている。週末に発表予定の中国の追加経済対策や、中東情勢の不安定化リスクなどをにらみ、主要通貨は売買が交錯し方向感に乏しい展開が続いた。

日中のドルは148円半ばから後半の狭いレンジ内で一進一退となった。中国株式市場は3%近い反落となったが「追加経済対策が大型なものになるとの思惑が出回っており、発表を待ちたい向きが多いようだ」(FX会社関係者)という。

前日海外で急上昇した原油先物がもみ合いへ転じたことも、外為市場の動きが落ち着く一因となった。

しかし報道によると、10日夜に開かれたイスラエルの治安閣議で、イランへの反撃計画やバイデン政権の意向が議論された。市場では、中東情勢の緊張感が一段と高まれば、株安や円高などリスク回避の動きが強まるとの指摘が相次いでいる。

ユーロは162円後半と、2カ月ぶりの高値圏で小動きとなった。17日の欧州中央銀行(ECB)理事会は0.25%の利下げが確実視されているが、市場ではその後も追加緩和が続くとの予想が優勢で、ラガルド総裁が市場の予測をどう評価するかが見どころとなる。

「(中東情勢の悪化で)近隣の欧州に地政学的なリスクが飛び火する恐れがあり、ユーロ売りが強まる展開もあり得る」(外銀関係者)との見方もあった。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 148.69/148.70 1.0935/1.0937 162.60/162.62

午前9時現在 148.70/148.71 1.0933/1.0934 162.59/162.60

NY午後5時 148.56/148.58 1.0935/1.0936 162.48/162.51

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